40歳の転職チャレンジ!~転職活動を制するために~

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1.転職市場における40歳の位置づけ

 
 終身雇用制度が崩れたいまの日本では、40代・50代になっても転職活動を行うことが当たり前になっています。ですが、転職市場で40歳を過ぎると、どれだけ学歴やキャリアがあっても、20代や30代のように、簡単に次が見つかるというわけにはいきません。

 2013年12月にリクルートキャリアが、「2014年度の転職トレンドは40代・50代である」という予測を発表したことは明るい話題でしたが、転職先が見つかることと、キャリアアップや年収アップがはかれる求人が見つかることは違います。

 40歳の中途採用者に対し、企業が求めるものは何かを的確に把握し、自分に価値づけしてプレゼンできなければ、自分の成長につながる転職を果たすのは難しいのです。そうした40歳を取り巻く現状をきちんと理解したうえで、戦略的に転職活動を行うことが、満足のいく結果につながると心得ましょう。

2.40歳がアピールすべき強みとは?

 30代までの転職と、40歳になってからで一番違うことは、アピールすべき強みが変わるということです。30代であれば、企業で即戦力として利益を生むための専門スキルがどれだけあるかが重視されます。それが40歳になると、専門スキルへのニーズの高さはそのままに、そこに「人間性」という要素が加わります。そのため、組織で仕事を進めるうえで不可欠な「調整力」や「人間関係力」「交渉力」を持っていることが、強い武器となるのです。

 40歳であれば、管理職経験があるひとも多いと思いますので、個人の実績ではなく、部下や後輩と一緒に成果を出すために、どんな創意工夫を凝らし、全体調整をしたかを、具体的なエピソードを添えてアピールできるよう、準備しておくことをおすすめします。管理職でなくても、後輩の指導・育成にあたって心がけた点、仕事で関わるひとのモチベーションアップをはかるために心がけたことなど、自分なりに行った経験があれば、それは大きなアピールポイントになります。

 転職先でそうした能力を発揮するためには、協調性があることが不可欠です。前職までの自分のスタイルに固執することなく、新天地に溶け込み、信頼関係を構築しながら、業務改善を進められるのは、組織を調整しながら働いた経験がある、40代以降になってからです。その点を、応募書類や面接応対の中に盛り込み、好印象を与えましょう。

3.企業が40歳に求める能力

 企業が40歳の中途採用者を入社させる際に、管理業務だけに特化させることはありません。現場でプレイングマネジャーとして成果を出しながら、組織をマネジメントできる人材を求めています。そのため、社内外のさまざまな業務の調整、きもちよく仕事ができる環境を整えるための人間関係構築力、業務効率やコストダウンなど企業の利益につながる事柄を交渉する能力などを、採用側が強く求めています。

 ここで大事なのは、過去の実績ではなく、そこで培ったノウハウを、転職先でどう活用するのかを発想できる能力です。同じ業界や職種であっても、仕事のシステムや進め方には、それぞれの企業カラーがあり、あなたの常識が新しい職場で通用するとは限りません。

 また、同業他社への転職を果たした場合、仕事の進め方によっては、訴訟騒ぎを起こすリスクも抱えるものです。その企業で自分が求められる役割と成果が何かを理解し、組織に適応しながらも、より成果の出せる体制づくりを考え、周囲を巻き込んで実現できることが、優秀だという判断につながります。

 経営感覚を持ち、企業側の立場にたって物事を考えられる応募者は、内定の確率が高くなります。常に企業ニーズと自分のキャリアとスキルがマッチする点がどこかを考え、志望動機に盛り込むようにしましょう。

4.転職サイトは複数登録がセオリー

 40歳でも応募できる求人は増えていますが、条件が良いところには応募者も殺到します。より条件が良い転職を実現したいなら、複数の転職サイトに登録しておくのがセオリーです。全国規模の求人が集まるもの、特定の業界や職種に強いもの、UターンやIターンの情報が豊富なものなど、転職サイトによってカラーが違います。

 転職サイトの特色と実績をリサーチし、複数に自分の希望条件や経歴を登録しておけば、マッチする求人情報が定期的に送られてくるので、効率よく転職活動を進められます。また、転職サイトのほとんどに、企業からのスカウトサービス機能がありますから、そこに届くオファーに特化して応募をすれば、書類選考の通過率がアップするというメリットもあります。

 自分で求人を探すことが主の転職サイトだけでなく、個人と企業をマッチングして求人を紹介してくれる、転職エージェントも強い味方になってくれます。非公開求人や独占求人は、転職エージェントに持ち込まれることが多いので、転職サイトと連動しているところは、同時に登録するようにしましょう。

40歳のマイナスポイントを払拭しよう!

 古い体質の企業ほど、40歳以上の中途採用を敬遠する傾向があります。これは、「配属先の上長が、中途採用者より年下になる」「社内の平均年齢が若く、社風になじめないことを懸念される」「40歳での転職が、マイナスイメージになりがち」などの理由によるものです。ですが、応募書類や面接で、こうしたマイナスポイントを払拭するように心がければ、あなたの持つ専門スキルやノウハウ、人的ネットワークなどのプラスの面を、しっかり見てもらえる機会をつくれます。

 40歳になり、仕事で大きな成果を残してきた自負のあるひとは、とかくこれまでの経験を語りがちですが、採用側にしてみれば、大事なのは過去の実績ではありません。過去の実績を通して得たノウハウを、入社後にどう活かしてくれるのかが、採否のポイントになるのです。扱いにくいと思われることがないよう、面接では質問に端的に答える、自分の話をするより相手の話を聞く姿勢を貫くなど、40歳だからこそ、意識すべきポイントもあります。

 面接は、企業に対してあなたをプレゼンする場です。採用ニーズを的確に把握し、自分にしっかり価値づけができるよう、自己分析と企業研究を徹底するという、転職の基本に忠実に活動すれば、満足のいく企業と出会いやすくなるはずです。

公開日:
最終更新日:2015/03/19